Lesson5では、
- 誰にでもわかる文章の書き方
- 心が揺さぶられる文章の書き方
- 心を掴むキャッチコピーの書き方
という、Webライティングの基礎について学びました。
その基礎は、SEO対策やランディングページの作成においてもおおいに活かすことができます。
Lesson6では「SEO・ランディングページの基礎」というテーマで、
- SEO・ランディングページの重要性
- SEO・ランディングページのための戦略
について学んでいきます。
まずは、SEO・ランディングページの重要性について学びましょう。
SEOとは
GoogleやYahooなどの検索エンジンを利用して、何かのキーワードを検索した時、検索の結果の一覧が表示されます。
その上位に、自分のページが表示されるように対策をすることをSEO(Search Engine Optimization:検索エンジン最適化)といいます。

SEO対策の重要性
Webページは上から下に向かって、順に読み進めていくものです。
そのため、たいていの場合、検索結果も上位に表示されているものから確認していきます。
つまり、上位に表示されているものほど、より多くの人の目に留まり、アクセスしてもらえる可能性が大きいのです。
SEO対策のポイント
一般的にSEO対策は、Googleの仕組みに対して行っていけば良いとされています。
では、Googleはどのような基準に従って、上位表示を決定しているのでしょう。
以下がポイントです。
- 良質なコンテンツであること
- 良質なリンクを得ていること
- 内部対策を行っていること
詳しく説明をします。
良質なコンテンツであること
第一に、そのサイトを閲覧したユーザが、満足するようなコンテンツであることです。
Googleは、これを良質なコンテンツだと考えます。
ユーザが満足するポイントとして、検索キーワードに対して表示されたサイト内のコンテンツが、キーワードに沿うものになっていることが大切です。
キーワードに沿うものこそ、ユーザが求めている情報であり、役に立つものだからです。
さらに、それがわかりやすくまとめられていれば、ユーザからの高評価を得ることになります。
良質なリンクを得ていること
ユーザからの評価が高くなると、似たような内容のサイト、SNSやブログにリンクが張られるようになります。
この数が多いほど、良質なコンテンツであるということになり、Googleからも評価されます。
内部対策を行っていること
内部対策は、テクニカルSEOともいいます。
これは、Webサイトを構築しているプログラムを最適化することを指します。
具体的には、以下のことがきちんとなされていれば良いです。
- HTML(注)の記述が正しい
- モバイル用の表示が行える
- 表示速度が適正である
Webサイトを評価するために、クローラーというロボットがWeb上を巡回します。
内部対策ができていないと、クローラーの巡回を妨げることになります。
そうなると、そもそも評価をしてもらえないので、内部対策は必要なのです。
(注)Webサイトを構築するプログラミング言語のひとつ。
ランディングページとは
ランディングページと言われるものには、2つの意味があります。
ひとつは、「ユーザがWebサイトにアクセスした時に最初に表示されるページ」というものです。
もうひとつは、「ユーザに何かをしてもらうこと自体が目的になっているページ」です。
主に、広告からアクセスした時に表示されることが多いです。
一般的には、ランディングページと言えば、後者のことを指します。
これ以降のLessonでも、後者の意味で用います。

ランディングページの特徴
ランディングページには次の特徴があります。
- 縦長1ページで構成される
- 商品やサービスが華々しく紹介されている
- ユーザに購入や会員登録などをさせることが目的
“商品やサービスを購入してくれる=顧客になってくれる”ということですから、顧客を獲得するためのページと言っても良いですね。
ランディングページにはよほどのインパクトと、ユーザを納得させる材料が揃っていなければ、利益には直結しません。
その場合、ランディングページへの玄関となることの多い、広告の費用だけが失われていくことになります。
しかし、ランディングページが作り込まれていれば、効率良く利益を得ることができます。
ランディングページのメリット
SEOの効果が出るまでは、およそ2週間かかると言われています。
そのため、Webサイトを開設したばかりだと、アクセス数は見込めません。
しかし、ランディングページであれば、広告から集客することができるので、その点の心配は無用です。
また、ランディングページが作りこまれていれば、サイト開設初日から利益をあげることもできるのです。
SEOおよびランディングページで大事なこと
SEO対策のためにも、ランディングページ作成のためにも、大事なポイントがあります。
いかにユーザ目線か、ということです。
Lesson5-2でも同じようなことを述べましたが、ユーザ目線であればあるほど、ユーザの心を揺さぶり、購入などの行動につなげることができるのです。
つまり、ユーザのニーズを知り、ニーズに基づいて構成していくことが何より大事なのです。
便利なことにツールを使えば、ユーザのニーズをある程度分析することができます。
具体的には、Lesson6-2で学んでいきましょう。