現在学んでいる途中のLesson3では、仕事の発注側の目線に立った状況や
ワーカーとして求められる言動について解説してきました。
今回のページではさらに踏み込んで、数あるワーカーの中でも
上位を目指すために心がけたいポイントを解説していきます。
当たり前のことをしっかりしよう!
Lesson3-2でも解説しましたが、
納期を厳守したり、連絡を早く返したりすることは
発注者にとって理想的なワーカー像であるということが分かったかと思います。
一見、これは当たり前にできることだと思われがちですが、
実際にはこのようにできるワーカーはごく一部なのです。
やはり、実際に会って仕事をしていないからなのか、
見られていないために気を抜いてしまうのか
仕事の納期を守れない人、連絡のレスポンスが遅い人というのは非常にたくさん存在します。
通常の納期内で、求められた仕事を適切に納品し、
コミュニケーションをしっかりと取りながら遂行できるのは、
ワーカーの中でも20〜30%ほどであると推測できます。
そのため、この当たり前かつ簡単な項目をクリアするだけでも
在宅ワーカーの中で上位に立つことができるのです。
発注者から高評価を得たい場合には、当たり前のことを疎かにせず、
他者からの管理なくとも、自分自身でしっかりと納期厳守、こまめな連絡を守るように心がけましょう。
さらに上位を目指すには

当たり前のことを守ることができ、
その上でさらに発注者から高評価を得たいと考える場合には、
発注者の喜ぶであろうことまで先回りして行うようにしましょう。
納期を守って適切に商品を納品する
↓
納期を守って発注者が喜ぶように工夫して納品する
このように仕事を工夫して仕上げることができたなら、
発注者にとってあなたは間違いなく、上位で仕事を依頼したい在宅ワーカーになることができます。
そしてそんな工夫ができるワーカーは全体の5〜10%ほどだと思いますので、
必然的に上位に立つことができるのです。
発注者を喜ばせよう
前のページでも解説しましたが、改善点やアイデアを思いついたなら
発注者に積極的に提案し、こまめにコミュニケーションも取りながら
相手が喜ぶであろうことをまずは捉えましょう。
これは簡単なようでとても難しく、努力も必要です。
しかし、せっかく仕事をするのであれば、誰かを喜ばせたいとは思いませんか。
発注者を喜ばせることができて、なおかつ自分自身の仕事も継続してもらえるとなれば一石二鳥です。
通常の仕事だけではなく、プラスアルファの工夫を入れることで
相手を喜ばせるような仕事の取り組み方を大切にしましょう。
この視点はどんな仕事の場面でも必ず役に立つはずです。
情報を提供できるような人になろう!
仕事を受注する立場として受け身なままでは
周りの在宅ワーカーと大差ありません。
継続して仕事を受注できるようになるためには、自分から情報を提供できる人になることも大切です。

仕事内容にもよるため、様々パターンはあるかと思いますが、
ただ発注した仕事を仕上げてくれるワーカーよりも
仕事にプラスして発注側にも有益な情報提供をしてくれるワーカーは
どんな場面でも重宝されます。
例えば、日頃からアンテナを高く持ち、
受注者の役に立ちそうな情報を仕入れておいたり、
仕事内容が自分自身の得意ジャンルや専門ジャンルなのであれば
積極的に自分から声を上げたり、ワーカー側からも発注者へアプローチしてみるといいでしょう。
発注者はワーカー側からの新鮮な提案に喜び、さらに続けて仕事を依頼したいと思うはずです。
この情報提供という工夫は
業種によっては難しいことも多くあるとは思いますが、
大切なのは受け身ではなく自発的に仕事に取り組む姿勢を持つことです。
いかがでしたか。
在宅ワーカーとして、継続的に仕事を受注できるようなポイントを
解説してきました。
それぞれの状況によっては、取り組むことが難しいポイントもあったかと思いますが、
ぜひこのLessonで解説したポイントを頭に入れて仕事に取り組んでみましょう。
きっと、長く続けて仕事が受注できる在宅ワーカーになれるはずです。
次のページからのLesson4では、在宅ワークで使えるアプリケーション一覧について学んでいきましょう。